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様々な菌に対して使用できるサワシリンの有効範囲には梅毒の菌も含まれます

2020年04月15日

梅毒の治療と言えばペニシリンというイメージではないでしょうか。実際に現在でもペニシリン系の抗生物質を使って梅毒は治療していきます。現在日本で一般的に使われている治療薬がサワシリンというペニシリン系の治療薬です。

治療にかかる期間は何期かによって変わり、第1期であれば2週間から4週間で完治することができます。第2期であれば4週間から8週間、第3紀になれば8週間から12週間かかると言われているのです。

実はペニシリン系にはアレルギーを示す人もいます。元々ペニシリンはカビから発見されたものなので、アレルギー反応を示すのは仕方がないこと。そのため人によってはアナフィラキシーショックのような重篤な副作用を引き起こしてしまうこともあります。アレルギー反応を示してしまう場合にはミノマイシンやジスロマックで治療をすることができます。

サワシリンにはアモキシシリンという成分が含まれていて、風邪が重症化したや気管支喘息の時にも使われる治療薬です。梅毒ポレトネーマにも有効で、細胞壁の合成を阻害して繁殖を抑えていきます。

サワシリンは1回に4時間から6時間効果を持続させることができ、1日に3回から4回の服用が必須です。飲み忘れてしまうと治療が失敗してしまったりするので、飲み忘れないようにタイマーをセットする等の工夫が必要です。

第3期になると神経梅毒を発症することも。その場合にはベンジルペニシリンカリウムという成分を6回に分けて投与します。点滴や注射で投与され、10日から2週間ほどの期間がかかります。

ペニシリン系は妊娠中でも使用することができる治療薬で、妊娠初期の検査で梅毒に感染していることがわかった場合には早期に治療を開始して先天梅毒を防ぐのです。アセチルスピラマイシンを6回に分けて投与することによって治療することができます。

梅毒治療の問題は保険が適用されたりされなかったりすること。なぜ保険が適用されないのかと思うかもしれませんが、明らかな症状が出ていないと保険が適用されないということがあるのです。保険が適用されるかされないかで大きく金額が変わってきます。検査だけでも保険が適用されれば3,000円ほどですが、適用されなければ8,000円ほどかかってしまいます。薬代も保険が適用されるか否かで大きく変わってきてしまうのです。

自由診療は病院によって自由に金額を決められるので、金額にもばらつきがあります。そのため事前に病院のホームページ等で確認してから病院に行くようにしましょう。