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可能性がある感染経路を知っておいて梅毒にかかるのを防ぎましょう

2020年03月20日

かつては不治の病として恐れられた梅毒ですが、現在では治療をすれば完治することができる病気です。ペニシリンが発明されてからは完治できるようになったので感染者数は減少傾向にあったのですが、最近また増加傾向にあります。特に性に関して知識が疎い若い世代に感染者数が増えているのです。

梅毒は梅毒トレポネーマという病原菌が原因の性病で、日本でも古くから知られている性病です。病状は4期に分けられて、第1期は感染してから3週間で発症します。この第1期の症状は感染部位に小さなしこりができる程度で、放っておけば自然に消えてしまうので気付かないことも多いです。

第2期になると全身に褐色の斑点ができ、性器にもイボができていきます。これが感染から3ヵ月後のことです。これも放っておくと消えてしまうのですが、通常はこの段階で気が付くことが多いです。

第3期に入ると全身にゴム腫というゴムのような大きな腫れができてきます。これが感染から3年経った後の症状になります。放置すればゴム腫も消えてしまいますが、治ったわけではないので注意が必要です。

第4期に入るともう末期となり心臓や中枢神経、目などに重篤な障害をもたらし、最終的に死に至ります。ここまでに感染してから約10年以上が経過しています。

第1、2期であればきちんと治療すれば完治することができる病気です。大体1ヵ月抗生物質を服用すれば治療できますが、第3期に入るとそう簡単にはいきません。ゴム腫の跡が残ってしまう可能性もありますし、治療ももっと長引いてしまいます。もしかして、と思った時には早めに治療に取り組まなければいけません。

梅毒の感染経路は大きく分けて2つになります。1つ目が性行為による感染です。感染者と避妊具を使用せずに性行為をしたことによって感染していきますが、他の性病と違って血液感染をしていくのが大きな違いです。そのため口の中が切れていたりすればキスでも感染する可能性があるのです。

もう1つの感染経路が母子感染で、出産の時に母親が感染していることによって先天的に梅毒に感染してしまいます。母体が無治療の場合には死産や流産になってしまうこともありますし、生まれても障害を持っている可能性が高いです。

間接接触による感染は基本的にありません。梅毒トレポネーマはとても弱い菌なので、体外に排出されるとすぐに死んでしまいます。そのため直接接触に限られると思って大丈夫です。

梅毒を防ぐためには性行為をする時には避妊具をきちんと使用することが鉄則です。自分の身を守るためにも忘れずに使用するようにしましょう。